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茨城の優良企業研修旅行
茨城の優良企業研修旅行
2023.03.06
- アプト通信
拝啓 向春の候、皆様方におかれましてはますますご清栄のことと存じ上げます。
先日、若手社員を中心とした総勢15名で、2日間の研修旅行に行って参りました。
設計部の外国人若手社員4名も全員参加。彼らにとっては初めての社外研修です。
研修先は、茨城県の優良企業である次の2社。
『株式会社 タナカ 様』(建築金物等を製造販売されています。)
『株式会社 野上製材所 様』(八溝檜を製材されています。)
両社共、弊社がいつも大変お世話になっているお取引様です。
弊社は『あたたかくて強い会社づくり』を目指しており、その実現には社員一人一人の成長が必要不可欠と考え、社員への教育を常に大切にしております。
その一環として、年に数回、部署を超えた様々な社員が、日本中の優良企業を訪問させていただいております。
今回の研修は、
『アプトシンコーは、沢山の皆様に支えられている。』
そんなことに改めて気付く研修となりました。
研修1日目、
まず、最初に訪問させていただいたのは、
『株式会社 タナカ 様』
弊社が全幅の信頼を寄せている、建築金物等を製造販売されている優良企業です。
いつもタナカ様の社員について思うこと。
それは、『なぜタナカ様の社員は信頼できるのか。』ということです。
そんなタナカ様の社員精神や教育方針を、ここでは勝手に『タナカイズム』と呼ばせていただきます。
その優れた『タナカイズム』を学ぶべく訪問させていただきました。
『タナカイズム』=『お客様に全力で寄り添うこと』
個人的意見で恐縮ですが、お話を拝聴し私はその様に感じました。
言葉だけではなく、それが実践できているからタナカ様の社員は信頼される。
『私達もお客様から信頼される存在になろう』改めてそう強く思いました。
そして、若手社員のために勉強会も開催してくださいました。
地震への対策。
建築基準法の説明。
建築金物の歴史と役割。
金物の正しい取り付け方。
などを学ばせていただき大変勉強になりました。
勉強会の後は、じっくりと工場を見学。
タナカ様の製品は、『厳しいチェックで確かな品質』を徹底。
配送に関しても、迅速に対応する為に全国に拠点を整えています。
社員も、製品も、配送も、全て信頼できる。
金太郎飴の様に、どこを切っても『タナカイズム』が浸透しています。
今回も、私達に全力で寄り添っていただき誠に有難う御座いました。
研修2日目、
次に訪問させていただいたのは、
『株式会社 野上製材所 様』
弊社でお取り扱いしている『八溝檜』の製材をされておられる優良企業です。
八溝檜とは、福島県、茨城県、栃木県にまたがる八溝山系の檜のことで、このエリアは檜が生息できる北限と言われています。
そのため、ゆっくりと木が成長し年輪が細かく刻まれます。そんな檜は樹脂分が多く、経年変化と共に味のある色艶をみせてくれます。
ここでは『木を全て無駄にしない』というエコな取り組みを大事にされています。
製材の際に出た木の皮は、製品を乾燥させるボイラーの燃料に利用し、建材に使用出来ない小さな木材は、パルプとしてリサイクルします。
そうして製材された役物の様に綺麗な製品からは、『製材業への愛情』と、『自社製品への誇り』がひしひしと伝わってきます。
この檜の丸太は樹齢100年位だそうです。
私が生まれるずっと前に植えられた檜。
これらは、製材後、弊社の工場へ運ばれ土台や柱などに加工されます。
そして工務店様の手によりお施主様の大切な家となり、これから何十年、もしかするともっと長く生き続けていきます。
日々の業務でいつも触れている木材ですが、この日は全く違うものの様に感じました。
工場見学の後は、社員同士の意見交流会を開いていただき、お互いの会社での改善活動などを発表し合いました。
大変貴重な体験をさせていただき誠に有難う御座いました。
そうして2日間の茨城研修は終わりました。
冒頭でもお伝えしましたが、
『私達アプトシンコーは、沢山の皆様に支えられて存在している。』
そんなことに改めて気付く研修となりました。
『自分の目で見て、触れて、体験し、感じることに勝るものなし』
研修に行かないと気付けないことが沢山ありました。
温かく迎え入れて下さった皆様方、心から感謝申し上げます。
最後に、
タナカ様の『安心安全な金物』、
野上製材所様の『厳選された八溝檜』、
アプトシンコーでの『精度の高い加工』、
全ての力を結集し、高品質の製品をお客様の元へお届けさせていただきます。
これからも私達アプトシンコーをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
追伸
一泊目の夜は、全社員で親睦会を行いましたが、仲間と出張先で飲み語らった時間も、とても大事な時間となりました。
設計部 大森