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第九期生採用活動、フィリピンにて
第九期生採用活動、フィリピンにて
2024.12.16
- アプト通信
寒冷の候 貴社におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
本年は大変お世話になり誠にありがとうございました。
来年も皆様方のお役に立てますよう一層精励する所存でございます。引き続き、ご指導、ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。
今回のアプト通信では、フィリピンでのアプト・シンコー技能実習生 第9期生採用活動についてご紹介させて頂きます。
試験内容につきましては、前回2月に配信されております内容とかぶりますのでそちらをご参照くださいますようお願い申し上げます。
今回は自分が実際に現地に赴き、見て感じた思いをお伝えさせて頂きたいと存じます。
今回も、レベルの高い候補者が11名、面接に立候補いただきました。ありがとうございます。
この11名より3名を選ぶことは大変困難なことでしたが、結果的に優秀な人材を3名選ぶことができました。
私は、会社の中で外国人社員のケアと指導の役割を受け持ち、自称「日本でのお父さん」として外国人社員と接していました。
しかし、今回はじめて現地への採用活動に帯同し、現地で直に候補生と関わったことにより、日本での父親を称していた事が恥ずかしくなりました。
わたしは本当に「日本でのお父さん」と自称できるほど、本気で彼らに寄り添ってきたか・・・・ 「百聞は一見に如かず」です。
面接内での質問の一つ、「自分の夢を聞かせてください」という質問に対し、「今回選んでいただいて、人生を変える」の返答。
皆が人生をかけ死に物狂いで面接に挑んでくる中で3人を選ばなければならない重大さと、自分を選んでほしいという思いがひしひしと伝わり、自分がその人の今後の人生に関わることに重圧を感じ面談致しました。
11名の中から選ばれた3名、現在弊社で活躍している外国人社員達、人生をかけて働きに来ている外国人社員に対し、必死でケアし彼らの夢をサポートしたいと言う気持ちがより一層高まりました。
これで技能実習生大工が16名になります。
来年6月の入社に向けて彼らは、今から必死に日本語を学び、そして入社前に現地トレーニングセンターで実際にプレカット材を建てたり、壊したり、金物を付けたり木工事の基本を繰り返し練習します。夢を実現する為に努力を繰り返します。
弊社日本人社員も夢を持って働きに来た彼らを今まで以上にフォローし、「信頼のおけるアプト・シンコー」を目指してより一層皆さま方のお役に立てますよう努めて参ります。
皆様の現場で早く一人前の大工として働ける様、私達全員で努力して参ります。
引き続きご愛顧いただければ幸いです。
クラフトセンター/マイスター 野手