初冬の候、貴社ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜りまして、誠にありがとうございます。
時が経つのは本当に早いもので、2024年も残り１ヵ月となりました。いよいよ建築基準法が大幅に改正される2025年がやってまいります。
去る2024年10月31日、私たちアプト・シンコーは、目前に迫った「法改正の具体的な内容」や近年設置が急増している「太陽光パネル」に関する「第２回工務店様勉強会」を開催させていただきました。
勉強会当日はご多忙にもかかわらず「40社、77名」のお客様にご参加賜りまして、この場をお借りし、改めまして御礼申し上げます。ありがとうございました。
今回のアプト通信では、「第２回工務店様勉強会」当日の様子を内容も踏まえてご紹介させていただきますので、お付き合いいただければ幸いに存じます。

第一部
①「今後の意匠設計に必須となる、構造計算の基礎知識」

まず初めに、急増する構造計算（許容応力度計算）に関する内容です。
法改正による「４号特例の縮小」「今年１月の能登半島地震」未だかつてないほどに住宅耐震化に注目が集まる中で、弊社の構造計算機能である「アプト・サポートステーション（以下ASS）」では、ここ数ヵ月の間に「約30棟」もの構造計算実績を積むことができています。ASSが構造計算の実務を通して得た「耐震等級３取得に向けた意匠上の注意点」を、法的な視点も交えながらご説明させていただきました。

②「省エネ基準手続きにおける業務解説」

続いて、法改正後の業務フロー解説です。2025年４月以降、建築確認申請にはどのような書類が必要になり、どのような業務フローになるのか？実務に沿った内容で、具体例を交えてご説明させていただきました。
さらに、法改正により住宅性能が向上した結果、「各種補助金や優遇措置を積極的に活用しやすくなること」「それらの申請業務はすべてアプトが代行できること」「アプトの申請代行の具体的な実績例」をご紹介させていただきました。

第二部

「太陽光販売の営業クロージング」

後半は、太陽光パネルの基礎知識を含めた「太陽光販売の営業クロージング」のご説明です。太陽光パネルについては昨秋の勉強会以来２回目となりますが、近年設置件数が急増している背景もあり、再度ご説明の場を設けさせていただきました。
どうすれば「お施主様が期待する水準」の商品説明をすることができるか？太陽光パネル受注のための「営業クロージング技術」の解説になります。

さらに・・

最新情報「超省エネ住宅」区分が新設！！

2024年11月、政府は「グリーントランスフォーメーション（GX）志向型住宅」という超省エネ住宅の区分を設け、補助の対象とすることを決定しました。新設のGX志向型住宅は「全世帯」対象であり、１戸あたり160万円を支援します。
これは、省エネ住宅への支援を拡充し、ZEH水準以上に省エネ性能が高い住宅の普及を促すものです。
GX志向型の住宅はZEH水準よりも性能が高い断熱窓や断熱材、効率の良い給湯器などが必要になり、再エネ活用のために太陽光パネルや蓄電池なども備えなければなりません。

■国による太陽光パネル設置の促進
■住宅の重量化に対する耐震性能の強化
■住宅取得を支援する各種補助金や優遇措置の申請業務

これらはすべて、私たちアプト・シンコーにお任せください。
住宅ニーズの変化や競争の激化など、住宅業界を取り巻く環境は、今後も様々な変化が起こると予想されます。
常に最新の情報、最新の知識を有し、お客様へのお役立ちのため、お客様の黒子として業務に邁進する所存でございますので、引き続きご愛顧いただければ幸いに存じます。

「構造計算」「省エネ計算」「申請代行」「太陽光」、皆さまのお困り案件を心よりお待ちしております。

アプト・サポートステーション／駅長　岩瀧