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アプトシンコー避難・消火訓練

アプトシンコー避難・消火訓練

2024.11.06

  • アプト通信

紅葉が見頃を迎え、心に彩りを与えてくれる季節となりました。皆様におかれましては益々ご清祥のことと、お慶び申し上げます。

 

今回、初めてアプト通信を書かせていただきます、生産部の森山です。
普段は加工機のオペレーションをおこなっております。

プレカットの加工機には多くの刃物が設置されておりまして、あまりにも切れない刃物で加工していますと火災が発生する危険性がございます。
万に一つもあってはならない事ですが、何事も備えあれば憂いなしという事で、弊社では年に1回避難・消火訓練を実施しております。
今年度においては先日10月29日に実施しましたので、その模様をお伝えしたく存じます。

 

避難訓練を行うときは、消防署さんに事前に「どういった経緯・場所で火災が発生し、どのように非難するのか」というシナリオを渡さなくてはいけません。
そのため今回の訓練は、「15時の休憩後、工場に戻ると羽柄加工機から出火していた設定」でシナリオをかかせていただきました。

 

舞台役者ばりに演技をおこなう、第一発見者の羽柄加工機担当の野手俊希さんの「火事だー」の発声から始まり。工場全社員に伝達する梶さん、その間に、消火器で模擬消火を行い

事務所への伝達、そして避難・・・点呼完了!避難完了!

 

学生時代の避難訓練では「集まるのに○○分かかりました、これだけかかっていれば逃げ遅れています」などと先生に叱られた懐かしい思い出を思い出しながら、避難完了しました。

社会人になった今は発見から避難まで4分弱、逃げ遅れる事なく非難でき成長を感じます(笑)

続いては新湊消防署様より、消火栓の使い方をレクチャーしてもらいます。

ちなみに昨年度の避難・消火訓練では実際に火を起こし消火器の使用方法について学びました。

 

今回は人生初の消火栓を使用し使用方法を学びます。

消火栓から噴き出す水の勢いに驚きながら放水をおこないました。

「真夏であればものすごい気持ちよかったなー」なんて思いつつ、本日の避難訓練・消防訓練は無事終了いたしました。

 

意外と知られていないのではないかと思いますが、富山県の火災発生率は全国1位だそうです。(人口に対しての火災の発生件数)

火災事故はあってはならない事です。もちろん起こさないように気をつけなければいけません。
しかし万が一起こってしまった場合は自分の命を守る事が最優先ですが、普段から消火栓や消火器の使用に慣れておくことで、慌てず対処できると思います。
また、記憶に新しい能登半島地震・大雨等、青天の霹靂に普段から身も心も避難グッズも備えておく事で助かる命もあると思います。

皆様もこの通信を機に安全の意識をより一層高めて貰えたらと思います。

それでは、本日もご安全に!!

 

追伸

最後に弊社、猪爪の玄関写真を載せておきます。

能登半島地震以降、社員の意見を取り入れて集めた防災リュックと水が用意されています。

いつでも避難できるように備えているようです。

皆さんも、万が一の為に、備えてみてはいかがですか?