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野球独立リーグ「日本海リーグ」の支援活動についてのご報告

野球独立リーグ「日本海リーグ」の支援活動についてのご報告

2024.10.18

  • アプト通信

明日のプロ野球選手(NPB)を目指して日夜鍛錬をしている選手たちを私たちは応援しています。

 

現在日本全国で独立リーグは正式には5団体あります。

・歴史のある四国アイランドリーグプラス(4チームで四国地区、当時西武ライオンズのスター選手であった石毛さんが監督をされたことで有名ですよね)

ルートインBCリーグ(7チームで主に関東地区)

ヤマエグループ九州アジアリーグ(4チームで九州地区)

北海道フロンティアリーグ(3チームで北海道内)

・そして我々の日本海リーグ(2チームで北陸地区)です。

「富山GRNサンダーバーズ」と「石川ミリオンスターズ」で構成されています。

 

昨年のドラフト会議では富山サンダーバーズから3名もの選手が指名され、驚きのニュースとなりました。千葉ロッテマリーンズ2位の大谷投手、阪神タイガース育成1位の松原投手、そして千葉ロッテマリーンズ育成3位の高野外野手です。すごい快挙で、これに続けと選手たちは盛り上がっています。試合を見に行きましたが、素晴らしい選手がいますよ、今年も。

 

しかし彼らが練習をする環境が整っているかといえば全くそうではありません。年間の半分だけが各々の球団の選手としての契約をもとに練習や公式戦に励んでいますが、それ以外の半年はフリーでアルバイトをしたりして生計を立てています。そのうえ、数年間夢に向かって挑戦するのですが、その夢が破れた際には、改めて就職活動をすることになります。しかしながら、なかなかうまくいかないのが実情です。野球ばかりやってきた青年たちですからね。

 

そこで私たちは、その選手ではない半年間の間に何か収入を得る手段を提供できないか、再就職をする際に支援できないかという想いでこの組織を立ち上げました。スポンサー企業として両県から6社の工務店様や不動産企業様に参画いただけました。裏方として私アプト・シンコーの猪爪が事務局責任者として黒子活動をさせて頂いております。

 

今後もどのような取り組みが彼らの心に刺さるのかを真剣に考えながら取り組んでいきたいと思います。工務店様のOB施主様のお子様を集めた野球教室など簡単にできるものもありますので、活発な活動になるべく尽力してまいりたいと思っています。

 

先日金沢市民野球場で、これら6企業様主催のイベントゲームを開催いたしました。

「住まいづくりファミリーデー」と銘打って行いましたがいつも以上の観客が集まり、選手たちも喜んでおりました。生まれて初めての事でしたが、私が主催者挨拶と始球式を行わせて頂きました。18.44メートルが実に遠く、やっとノーバウンドでキャッチャーミットに届きました。良い体験をさせて頂きました。

 

 

私達より優れた能力を持っている選手たちが思う存分練習し、鍛錬し、本番の勝負をする環境を作ってあげたいとの思いで、これからもこの活動をコツコツしていきたいと思います。

大手運送会社の佐川急便様や伝統ある製薬会社の五洲薬品様らとも同じ協賛企業として交流も深まり、共に協力しながら盛り上げていきたいと思います。

皆様のご理解とご支援を心からお願い申し上げます。

彼ら若きアスリートの為に

猪爪 伊栄治