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再生可能エネルギー導入促進補助金(富山県)について

再生可能エネルギー導入促進補助金(富山県)について

2024.08.30

  • アプト通信

残暑厳しき折、皆さま方におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
夏の疲れが出やすい頃です。健康にはくれぐれもご留意くださいますようお願い申し上げます。

5月7日に富山県から「再生可能エネルギー導入促進補助金」が発表されました。
この補助金は近年ではとても条件が良い補助金で、多くの方が利用されています。

残る枠も少なくなってきており、是非御利用をご検討頂きたく、あらためてのご紹介とさせていただきます。

 

再生可能エネルギー導入促進補助金とは?

概要
2050年までのカーボンニュートラルの実現を目指し、令和5年3月に「富山県カーボンニュートラル戦略」が策定されました。今後、再生可能エネルギーの最大限の導入に向けて、住宅や事業所等への自家消費型太陽光発電設備の設置や、太陽熱・地中熱利用設備の設置促進を図ることとしています。
本事業では、再生可能エネルギーの導入を促進するため、県民や県内企業に対し、太陽光発電設備(自家消費型)の導入及び、再エネ熱利用設備の導入に係る経費の一部を補助します。

詳しい内容は以下の資料をご確認頂きたいと思います。


ずらっと記載させていただきましたが、皆様に覚えて頂きたいのは下記の内容です。

補助金額個人に太陽光を搭載した場合 kw/7万(上限35万)
※今回の補助金は補助金額が大きいです。
個人の場合新築に限らず、既存住宅にも対応できます。また個人だけではなく、事業者でも対応が可能です。
ただし、注意点としてこの補助金は他の補助金と併用ができないです。(例:こどもエコ住まいなど)

 

補助要件①FIT制度やFIP制度の認定を取得しないこと
     ②発電した電力のうち、個人は30%以上の自家消費をすること

※FIT制度って何?と思われる方がいらっしゃるかと思います。
これは固定価格買い取り制度を意味し、契約時の売電単価を10年間維持し続けることが可能な制度です。
しかし、今回の補助金ではこちらの制度が使えず、売電を主とした利用が難しくなります。

ただご安心していただきたいのが、10年ほど前であれば、売電できないと経済的に儲からなかったですが、今は売電単価も安くなっていることと逆に電力会社からの買電単価が高くなっているので、メリットは高いです。

 太陽光発電を設置して売電できなくても電力会社からの高い電気を買わなくて済むことが最大のメリットになるということです。

ただ、1点考えないといけないことは、太陽光発電のみ設置しても昼間に家にいないことが多ければメリットが少なくなります。昼間に家にいない方であれば、太陽光発電+蓄電池が最も経済的な暮らしができるということです。

 

申請期間令和6年5月7日~令和6年11月29日(予算がなくなり次第終了)
※補助金の交付決定前に工事の着手ができません。
 補助金の申請を行い、審査し、交付が決定しないと工事の着手ができません。
 この流れを通さないと補助金の対象外になります。
令和7年2月14日までに実績報告書の提出が必要になります。
(これは太陽光が使える状態を実績として報告しなくてはいけません。)

 

いろいろと内容を記載させていただきましたが、補助金がいいのはわかったけど何をすればいいのかわからない等出てくるかと思います。
その際は弊社までご連絡ください。

この補助金を活用し、多くのお施主様との打ち合わせにご活用頂けたらと思います。
これまでも、そしてこれからも皆様のお困りごとのお役立ちが出来ればと思います。
今後ともアプト・シンコーを皆様方の黒子としてご愛顧賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

                          エネルギー事業部:佐藤 恭輔