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第8回富山マラソン2023
第8回富山マラソン2023
2023.11.15
- アプト通信
向寒の候、皆様方におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
2023年11月5日(日)富山県の一大イベント「第8回富山マラソン2023」が開催されました。
コロナも第5類に移行され、沿道での声出し応援が解禁になり、海外ランナーも参加するなど4年振りに本来の形に戻った今回は、フルマラソン1万3,408人、車いすとジョギングの部を合わせて過去最多となる1万4,646人のランナーが出走しました。
私(飴谷)も6月から、猪爪さん(副社長)の真似をして1日10,000歩のウォーキングをスタート。
日によっては走ったり、歩いたり、歩いたり。9月は地元の獅子舞をこなしながら10月もほぼ毎日ランニングもしくはウォーキング。段々と日が迫ってまいります。
(休みの日には猪爪さんから届く無言のプレッシャーが・・・)
11月4日(土)無事に受付終了。明日に備えます。
そして11月5日(日)大会当日、アプトの仲間と待ち合わせ。
今回アプト・シンコーからは4名が参加表明をしました。
毎回参加しているレギュラーメンバーの立野さん(営業部)、岩瀧さん(設計部)、堀さん(管理部)とそしてポッと出の私飴谷(営業部)
とりあえずチームアプトで記念撮影!
お互いの健闘を祈り各自のスタート地点へ移動します。
スタート地点(A~Kグループ地点まで)
立野さん Cグループ地点
岩瀧さん Dグループ地点
堀さん Eグループ地点
飴谷 Jグループ地点
来賓の挨拶が終わり、さあ、いよいよスタート‼
ゲストランナーの有森裕子さんがランナーにエールを送り、感極まってレイザーラモンHG並みの「フォ~!!」を連発。
ランナー全員を盛り上げてくれます。心に染みるものがあり、感動して嬉しくて笑ってしまいます。
有森さんは「ゴールで待ってる」と約束をしてランナーのスタートを見送ってくださいました。
「フォ~!!」
(J地点のスタートの様子)
一方で、今回はもう1つのストーリーがあります。
昨年ランナーとして参加していた猪爪さんが、今回は富山マラソンのエイドスタッフとして28キロ地点の給水所で待っているのです。
28キロ地点というと新湊大橋を超えて一番つらい区間です。
ここはどんなことがあっても、猪爪さんのところまでは辿り着かなければなりません。
(その頃の猪爪さん 給水スタッフの皆さんと記念撮影)
話しを戻します。
この日の気温は予報では最高気温24度。ランナーにはさすがに暑い日でした。
射水市に入ると3基の山車が出迎えてくれます。
イヤサ~イヤサ~の掛け声で元気をもらいます。
そして新湊漁港では、ますの寿司やおはぎの給食をいただきました。
(早いグループはますの寿司ではなく天むすがあったみたいです)
ますの寿司とおはぎを食べたのは良かったのですが、
スタッフ「すいませ~ん、水が切れました」
飴谷「・・・えっ?マジですか?」
給水所の水が無くなり、なかなかおはぎを飲み込むことができません。
頬にエサを詰め込んだリスみたいな顔をしたまま、鬼門の新湊大橋へ向かいました。
(新湊大橋の様子)
新湊大橋の中心に中間地点があり、ようやく21キロ地点。
このあたりからお尻と脚の付け根あたりに違和感が・・・
新湊大橋を越えたあたりで塩井さん(副事業部長)が手を振っていました。
塩井さんも昨年ランナーでしたが、今回はエイドスタッフとしてトイレ案内で参加していました。
だましだまし歩いてはたまに走りを繰り返し、ようやく猪爪さんの待つ28キロ地点まで来ましたよ‼
(猪爪さんが撮ってくれた写真)
28キロ地点にいた猪爪さん、全てのランナーに声をかけていたそうで、社員の顔を見るや否や、今までで一番大きな声でエールをくれました。
「飴谷~!!(ゴールタイム予想)6時間15分だな!!」
「飴谷~!!絶対ゴールまでいけよ~!!」
「飴谷~!!絶対最後まで頑張れよ~!!」
「飴谷~!!〇△※◆×!!」
100mくらい進んでもまだ大きな声で叫んでいるので、周りからも笑いが起きましたが、有森さんと同様に心に響き、元気をもらいました。後から聞くと他のメンバーの時も同様だったみたいです(笑)
30キロを超えたあたりから、周りのランナーも脚が攣りはじめ、沿道でストレッチをする人が増えてきました。私もこの辺りからさらに違和感が出てきます。
耳に圧がかかったまま治らなくなり、自分の肺の音が直接耳に響きます。
自分の声が高くなっている。(軽い脱水症状でしょうか)
35キロ地点。ここの給水所で出たコーラは最っ高に美味しかったです。
乾いた喉に程よい炭酸が刺激をくれ、生き返ります。思い出に残る1杯でした。
あと残り7キロ
沿道で「今日飲むビールは最高!!」と描いたボードを首からぶら下げているおじさんに思わず笑ってしまいました。「早くビール飲みたい・・・」
終盤の牛島本町へ向かう橋の上では、高校生や、応援サポーターがダンスを踊って盛り上げてくれています。ゴールが近くなったことを実感し、感動して涙が出そうになりました。
もうわずか数キロ、へばりながらゴールに向かっていると
「飴ちゃん‼」
河上さん(事業部長)が沿道からスマホをこっちに向けながら声をかけてくれました。
「(撮られている。走らないと)河上さん有難うございます。」
脚を引きずりながら最後のカーブを曲がり、もうゴールまで残り・・・
あ~!! 有森さん!!
なんと有森裕子さんが約束通り最後にゴール前でランナーを待っていてくれました。
有森さんとがっちり握手を交わし、最後の力を振りしぼって走ります。
そしてようやくゴール!!
私の2回目の挑戦が終わりました。
富山マラソンは「コースがおもしろい、景色がいい、食べ物がおいしい」ということもありますが、日本一「あたたかいマラソン大会」ではないかと思います。
もし次回参加をご検討されている方がいらっしゃいましたら是非ゼッケンは自分の名前で出場されることをお薦めします。沿道の多くの方が自分の名前を呼んで応援してくださいます。
沿道の皆様や周りの応援があったからこそ、その応援が我々ランナーの力となり支えとなりました。
お陰様でアプト社員4名全員無事に完走することができました。
そして今回挑戦できたこと、経験できたことをまた仕事にも生かし、「あたたかい会社」で「強い会社」づくりを目指し、皆様にお返ししてまいりたいと思います。
今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。
営業部 飴谷夏樹
岩瀧 ネットタイム 3:57:32 サブフォー達成(完走は5回目)
堀 ネットタイム 4:00:25 完走(3回目)
立野 ネットタイム 5:21:10 完走(8回目)
飴谷 ネットタイム 6:15:39 完走(2回目)⇒※猪爪さん予想タイム的中